SFTS(重症熱性血小板減少症候群)

2020年1月までの報告

2013年以降、西日本を中心にSFTSに感染するヒトが増えており、なかには死亡する事例も報告されています。SFTSは主にウイルスを保有しているマダニに咬まれることにより、ヒトに感染します。しかし、犬や猫でも感染例があり、犬や猫から人への感染(血液や涙、唾液、排泄物、飛沫感染の可能性も指摘されている)を疑う事例も報告されてきています。
兵庫県内においても報告が増えてきており、もはや他人事ではないと考えられます。

人や犬、猫におけるSFTS

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    ヒトのSFTS
    これまでに西日本中心に500例ほど報告
    症状 1〜2週間の潜伏期の後、発熱、倦怠感、消化器症状、出血傾向、神経症状など
    致死率10〜15%

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    犬におけるSFTS
    これまでに5例ほど報告
    症状のない場合が多い

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    猫におけるSFTS
    これまでに50例ほど報告
    症状は発熱や消化器症状、ヒトよりも急激に悪化し、致死率は50〜60%

当院での今後の対応

SFTSの疑いがある症例を診察する場合には、感染を防ぐために手袋、ゴーグルなどを着用して対応しようと考えております。またSFTSが疑わしい場合には隔離室への入院が基本となりますのでよろしくお願い致します。

我々や飼い主様ができること

 

ペットにおけるマダニの予防がヒトやペット達のSFTSの予防に繋がるかは検証されていないものの犬、猫へのマダニの感染機会を減らすことが期待でき、ヒトの生活環境へのマダニの持ち込みを減らすことができる観点から、年中徹底したマダニ予防が推奨されています。特に外に散歩に行くペットを飼われている飼い主様に意識していただきたいです。猫ちゃんが自由に出入りできる状況の場合、外に出さないという選択肢があるのであれば、お外に出さないことも予防法のひとつです。またお外で生活している猫ちゃん(ノラ猫ちゃんや地域猫ちゃん)のお世話をする場合もSFTSをはじめとしたヒトへ感染する病気を持っている可能性があるため、接触は避けるべきです。

我々にとってペットはより身近で密接な関係にあると言えます。今後もペットと共に幸せに過ごしてくためにマダニの予防は必要不可欠であるものと考えます。ペットのマダニ予防をお考えの場合にはお気軽にスタッフにご相談ください。

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