漢方鍼灸専門外来

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当院では定期的に鍼灸漢方専門外来を設けております。

東洋医学に関しまして、皆様は様々なイメージを持たれていると思いますが、当院が考える鍼や漢方治療などの東洋医学は、決して西洋医学と相反するものではございません。

東洋医学の考え方として、病気は、体のバランスの崩れがまず起こり、その氷山の一角が症状として現れてくると考えられております。そのため、症状に対する治療は勿論、根本治療である「体のバランスの崩れ」に対しても働きかけ治療を行う必要がございます。

鍼治療は、ツボを鍼で刺激するだけではございません。漢方治療は、ただ漢方薬を飲むだけではございません。

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動物のからだの中で、どのようなバランスの乱れが起こっているのかを把握することがとても大切で、その情報を基に、その子にとっての「適切なツボ」、「適切な漢方薬」を考えていきます。そのため、鍼灸漢方外来を行うにあたっては、動物同伴の初回カウンセリングが必須となります。

鍼灸漢方専門外来では、西洋医学と東洋医学の『統合医療』を目指し、心身ともにバランスのとれた医療を行います。2つの分野より病気にアプローチし、最終的に動物たちの生活の質を高めることを目標としております。

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ペットの寿命は、獣医療の発展に伴い年々伸びてきております。ペットの高齢化がすすんだ現在、生活の質の向上や、からだに優しい治療の選択肢の一つとして、当院の専門外来をご検討下さい。

1 当院で実地可能な鍼灸治療

鍼治療のメカニズムはからだの自己治癒力を活用するものであり、お薬のような副作用は生じません。ツボを鍼で刺激することにより自己免疫力を高め、動物が本来持っている自然の治癒力に働きかけることで、病気や怪我からの回復を促します。

髪の毛のような細さの鍼を使用するため、痛みはほとんど生じません。また、当院では毎回「使い捨て」の鍼を用いておりますので、感染の危険性はございません。

置き鍼(白針)
ツボに鍼をうって10-15分置く方法。
気(エネルギー)や血流を改善することで免疫力を高める効果があります。
適切なカウンセリングを行い、200以上存在すると言われている動物のツボの中から、その動物に適切なツボを複数箇所選び、刺激いたします。
の時の体調や病気によって、刺激するツボは異なります。
水鍼
ツボにビタミン剤を注入する方法。
注入した水分が、ツボを長期的に刺激するため、効果が長く持続するのが特徴です。
症状に応じて、置き鍼と組み合わせて実施することも可能です。
低周波通電療法(電気鍼)
ツボを鍼で刺激した状態で、筋肉を微弱な電流で刺激する方法。
神経痛、椎間板ヘルニアなどに効果があります。
お灸
自宅でも飼い主様がケアとして取り入れることが可能です。
体のバランスが冷えに傾いている時や、老齢犬や冬の寒さに弱い子の体調管理にも効果があります。

2 漢方治療

一般的に認識されている西洋薬は、成分が単一で、効果が強くあらわれます。たとえば感染症を起こしている原因菌を殺したり、心拍数を抑えたり、熱を下げたりなど、一つの症状や病気に対して強い効果が認められるのが特徴です。

それに対して漢方薬は、複数の生薬を組み合わせた薬で、それぞれの生薬が多くの成分を含んでいるので、一回の処方でも色々な作用を引き起こすのが特徴です。

また、西洋医学では、同じ原因や症状をとり除くために同じ薬が処方されますが、漢方では、動物の体質やその時の状態によって、その動物に適した漢方薬が処方されます。また、違う病気に対しても、体質や症状が似ていれば、同じ漢方薬が用いられることもあるのです。

つまり漢方薬は、複数の病気や症状に対する治療に有効的で、慢性的な病気や老齢動物には穏やかで安全な効果が期待できます。強く病気を抑えるお薬ではないため、西洋薬でみられるような副作用の心配はほとんどございませんが、適切な処方をさせて頂くためのカウンセリングが必要となります。

なお、当院で使用する漢方薬は、国内で販売されている商品ではなく、アメリカから輸入した生薬を使用しております。そのため、症状によってはすぐにご用意できない場合がございますのでご了承ください。

3 漢方治療の対象疾病

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関節疾患、神経疾患(前庭疾患、顔面神経麻痺)、椎間板ヘルニア、変形性脊椎症
慢性疾患(下痢など)
高齢動物の虚弱(老化が原因の場合)、夜鳴き
猫の口内炎
泌尿器疾患(膀胱炎、尿漏れ)
皮膚炎
腫瘍のターミナルケア、生活の質の改善

4 受診の際の注意事項

鍼灸漢方専門外来は完全予約制となります
診察可能日が決められておりますので、事前に必ずお問い合わせください
初回治療の際はカウンセリングが必要となります(30−40分程度)
全ての病気が鍼灸漢方治療で改善するわけではございません。手術や西洋医療による治療が最優先の場合もございます。

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