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耳科診療

昨今、獣医療も人医療と同じように細分化され、より専門的になっています。
その中の一つに耳科があります。皮膚科の1つとも考えられますが、人と違い犬種や猫種の違いによってなりやすい病気などが変わってきます。当院では耳科アドバイザーと連携をとりながらわんちゃん、 ねこちゃんの耳の病気を少しでも早く治し、健やかな生活を送れるように治療を心がけています。

耳科アドバイザーとの連携

大隅 尊史

動物皮膚科コンサルタント

主任

大隅 尊史Takafumi Oosumi

  • 株式会社動物の専門外来:代表
  • VST新宿耳科皮膚科センター:院長
  • 東京農工大学附属動物病院皮膚科:レジデント指導医
取得資格
  • 日本獣医皮膚科学会認定医(2012年取得)
  • 獣医腫瘍科認定医Ⅱ種(2016年取得)
経歴
  • 2008: 日本大学生物資源科学部獣医学科卒業
    東京大学付属動物医療センター 内科系研修医
  • 2014: アジア獣医皮膚科専門医協会レジデント
  • 2015: 皮膚科診療サービス「動物皮膚科コンサルタント」代表
  • 2017: 東京農工大学付属動物医療センター皮膚科レジデント指導医
  • 2020: 株式会社動物の専門外来設立、同VST新宿耳科皮膚科センター院長

耳鏡を用いた検査

耳の中の状態は外貌からは確認できません。そのため当院では手持ちの耳鏡やビデオ機能付き耳鏡(ビデオオトスコープ)を用いた診療を行っております。そのためより正確な診断が可能になります。

代表的な治療

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ビデオオトスコープを用いた耳道内の様子

オトスコープ処置の様子

当院での実績

猫の中耳炎に対してビデオオトスコープを用いた中耳洗浄
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鼓膜手前の様子

カテーテルによる鼓膜穿刺

犬の耳道内腫瘤切除
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耳道内の腫瘤

腫瘤切除後の耳道内

犬の中耳炎に対して行った腹側鼓室胞骨切り術
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鼓室胞を露出している様子

術後ドレーンの設置

こんな時はご相談を

耳の中がグジュグジュしている、床に擦り付ける、痒がっているなど見られた際は外耳炎の可能性があります。また、中耳炎、内耳炎など重症化すると斜頸(首が片方向に傾く)、眼振(目が揺れる)などの神経症状が出たり脳にまで炎症が波及すると発作を起こしたりします。
少し でもおかしいな?、また、治りにくい・痛みが強い外耳炎などございましたら是非当院を受診ください。
飼い主様とペットのより豊かな生活のお力添えができたら幸いです。