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> 専門科診療 > リハビリテーション科
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椎間板ヘルニア(頚部/腰部、ハンセンⅠ型およびⅡ型)、ウォブラー症候群、変性性脊髄症(ウエルッシュコーギー等)、線維軟骨塞栓症(脊髄梗塞)、馬尾症候群、骨折、膝蓋骨脱臼、前十字靭帯断裂(関節内固定法、TPLO等)、股関節形成不全、レッグペルテス、脳梗塞、アキレス腱断裂、老齢性変化(変形性関節症など)、肥満対策等
発症してから現在の症状までの進行速度が重要な指標となります。最も進行度の高い場合、時間経過と共に改善率が悪化するため、早急な検査と適切な処置が必要です。
椎間板ヘルニアを診断するためには、脊椎の骨折や血液性状の異常、靭帯や筋肉の整形外科的な疾患を除外する必要があります。
CT検査では石灰化している椎間板に存在する物質の検出や脊椎の異常を検出します。
MRI検査により椎間板ヘルニアの確定診断を行います。
内科治療では、抗炎症剤や疼痛治療薬による薬物療法と厳重な運動制限を行います。
外科治療では主に椎間板に存在する物質を取り除き脊髄の圧迫を取り除きます。
重要事項: | 椎間板ヘルニアは緊急疾患です。 早期の診断治療が治療成績に大きく影響します。 |
リハビリテーションでは筋肉・神経・関節の機能の改善、痛みや炎症の緩和、身体機能の早期の回復を目的としてします。当院では運動療法や水中療法に加え、レーザーを用いた治療や東洋医学の鍼治療等を組み合わせたリハビリテーションを行っています。また、リハビリテーションで大事なことは、院内での治療に加えて、自宅での継続治療への理解が挙げられます。全ての治療期間を合わせると自宅でのリハビリテーションが最も長くなることもあり、飼い主様がご自宅でもリハビリが行えるように指導します。
問い合わせ:078-412-0201(担当:木内まで)
※リハビリ外来は予約制となっております。通常、症状がある場合は一般診察を受けて頂いた後、リハビリ科にて診療を行っております。また、リハビリについてのご相談も承っておりますので、何かお困りであればご連絡下さい。
リハビリを担当しております木内です。様々な病気でリハビリは必要になってくると思います。同じ病気であっても、ワンちゃん一匹一匹、症状や性格は違いますし、家庭環境も様々だと思います。多くの場合、リハビリは長期の治療が必要になります。
院内だけでなく、自宅でのリハビリも重要となりますが、その時の不安や疑問など飼い主様とよく話をして、そのワンちゃんに一番良いリハビリを提供できればと考えております。